横浜パークタウン自治会館で実施されている「100円カフェ」に8月8日(土)おじゃましてきました。
100円カフェは横浜パークタウン自治会、老人会、助けあいの会・こだま、民生委員で実施しているカフェで月2回(第2・第4土曜日 10時~16時)開催されています。
パークタウンに住んでいる人はもとより住んでいない方もおじゃますることが出来、100円で飲み物と手作りおやつが提供されます。 飲み物はホットとアイスを選ぶことができ、珈琲や紅茶、お茶などです。
新型コロナウィルス感染症が流行り、予防のため3月より中止になっていましたが、7月18日(土)から時間を1時間減らして10時~15時で再開されました。
(お茶を飲みに来た方には、滞在時間は1時間でお願いしているようです)
再開するにあたっては運営している皆さんで十二分に話し合いを行い、できる限りの感染症予防対策をとって実施しているとの事でした。 18日(土)の再開初回は20人近くの人が訪れたようです。
私は8日(土)の10時30分ごろおじゃましましたが、この時間は、男性が3名来ていました。
男性のうち、お一人は自治会の副会長さんでしたが、手作りで作ったフェイスガードを見せてくれました。使いやすいように全体をやわらかい素材で作られたようです。
しかし、実際にスタッフの皆さんから顔の前のシートは固いものが良いという意見を受けて今後固いものに変えていくとの事でした。 皆さんで意見交換をしながら協力してやっている感じがすごく良いなぁと思いました。
⇒右の写真が作られたフェースガードです。よくできていますね~
100円を支払いアイスコーヒーを注文(100円は感染症予防のため、自分で箱に入れるようになっていました)、手作りのクッキーがついていました。 クッキーは「助けあいの会・こだま」の代表の高見さんが朝焼いたとの事でした。
通常は手作りのクッキーとケーキをお皿に出していましたが、こちらも感染症予防でクッキーを個包装で出していました。 味はもちろん美味しかった!!(いつも美味しいのですが・・・)
この日は暑い事もあり、前回の7月18日(土)より来ている人は少ないとの事でした。
緊急事態宣言が出てからパークタウンの人達の生活支援活動の依頼がぐっと増えたというお話を「助けあいの会・こだま」の皆さんが言っていました。 平成6年から日々パークタウンの住民の方の生活支援を担ってきた「こだま」の皆さんは、
コロナ禍の状況の中でも活動を継続され、生活支援を必要としている皆さんを支え続けてきました。 そして日々色々な方の生の声をきいて皆さんストレスがたまっているなぁと気づいたようです。
そんなこだまの皆さんだからこそ、短い時間でも会えたり、挨拶したり、お茶を飲んでゆっくりしたりできるきっかけになる場がやはり必要であると切に思い、 パークタウンの自治会で話し合って、何とかこの100円カフェの場を再開させたんでしょうね。
色々皆さんで検討したという事もあって感染症予防対策はしっかり行われおり、本当に感心しました。 座った席やスリッパも使用後にしっかりと消毒作業が行われていました。
新型コロナウィルス感染症の影響により、どこにも出かけられなった事で、心身の状況が悪くなってきている人が出てきていると聞きます。 そんな中、住民の方々の努力で出来る限りの対策がとられた上で、「住民の居場所」を再開することは大変であったと容易に想像がつきます。
それでも前向きに手間をかけ予防対策をとって再開されたみなさんには本当に頭がさがります。
コロナ禍で、人と人との交流がなくなりかけている世の中で頑張るパークタウンの皆さんがまぶしく感じると共にがんばらなくちゃなぁと刺激を受ける日になりました!